自分が本当に愛されているか確かめたくて、「私のどこが好き?」とつい理由を求めてしまう女性も多いかと思います。
でもこの言葉、実は破局の可能性を高めてしまうことがあるのです。
「優しいところが好き」と答えた場合
人は、自分が発した言葉通りに無意識に気持ちが左右してしまいます。
例えば「どこが好き?」と聞かれた男性が、「優しいところが好き」と答えたとします。
するとその男性の心の中では、「優しいから好きなんだ」と意識し始めることになります。
しかし長く付き合っていくうちに、ときには彼に冷たく接してしまうこともあるでしょう。
そんなとき彼の立場からすると「優しくない」=「好きな理由がなくなった」と感じてしまうのです。
すぐに答えられなかった場合
「私のどこが好き?」と聞かれてすぐに答えられなかったとき、男性としては無意識のうちに「あれ、好きなところがないのかな…」と感じてしまいます。
実際は好きなところがたくさんあっても、自分の気持ちを言葉にすることはなかなか難しいことってありますよね。
まとめ
不安だからといって、相手に理由を求めすぎるのは控えた方がいいかもしれませんね。
そのときパッと思いついた理由を言葉にしてしまうことで、本当の気持ちを見失ってしまう可能性もあります。
参考までに、
どんなに愛しているかを話すことができるのは、少しも愛してないからである。
(ペトラルカ)
なんていう名言を残したイタリアの詩人もいますよ!
人の心というのは複雑で、自分でもよくわからないことがたくさんあります。
相手から無理に理由を引き出そうとせず、まずは自分の気持ちを表現していくようにしたいですね。